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2004年04月23日

SESで学んだこと

21日には、SES(Search Engine Strategies Conference & Expo 2004 Japan)に行ってきました。場所は、新宿NSビル。普通に迷ってしまった。あと、起きるのが遅かって goo の話しか聞くことができなかった。

まず。受付の人やる気なさすぎ。あと、人の名刺を見て ( ´_ゝ`)プッ っと笑うのはやめれ。笑った原因はわからんでも無いけど、来場者に失礼じゃん。原因は、実委(学園祭実行委員会)の名刺を渡したからだと思う。今年は、学外広報の責任者になっているので、名刺は実委のを使うと決めた。個人の名刺は使わない。名刺を渡しつつ、学外の研究所扱いで企画に参加しませんか?みたいな話をしつつ、学園祭の宣伝をする。

基調講演会場に入ると、人がいぱーい。事前登録の意味なんか無いといったようなことを、他の日記サイトでもかかれていたのだが、全くもってその通り。でも、ラッキーなことに、最前列の関係者席に座ることができた。ただ、同様に関係者席に座った関係者でない方(僕の隣)は、公演中にウトウト居眠りっぽい、、、

聞いたやつは、午後1時開始の 日本市場における検索ポータルの現状、次世代検索サービスの実現に取り組む「goo」 ってやつ。講演者は、野原清氏(NTTレゾナント株式会社 ポータル事業本部 メディア事業部長)と浜野輝夫(技術マーケティング部 担当部長)です。どっちも知らない人。

・今後ニュース検索強化を求める人は3%(動画・画像検索は50%以上)
思ったより少なくて、凹んでます。やっぱり、時代の流れはブロードバンドって感じだなぁ。ただ、国内にはロボット型ニュース検索サイトは少ないので参入の余地はあるかな。あと、ReadOne-dev によれば、午前中の講演で、ニュース検索は最大の伸びということです。

・日本語処理の強化は12%
いわゆる、検索語補正と呼ばれるものです。たとえば、「どらえもん」と検索したときに、「ドラえもん」を推薦ワードとして表示する機能です。これは、単なる補正のみでは無く、類似するキーワードも表示するようです。この機能は、手動での実装は楽なのでやってみようかなぁ。と思ったりします。

・関連ワードはクラスタ分析にあらず
これは、私の勘違いでした。実際は、単純に他人がよく同時に検索しているキーワードのようです。これなら、検索統計を取るときに同時に統計がとれるのでやってみようかと思う。勘違いしていた、サマリーの頻出キーワード表示も、絞り検索を補助するという上では大事なシステムだと思う(やってるとこはあんのかな?)。

システム開発として、参考になったのは以上です。来場者の層の違いか、技術的な内容はあんまし多くなかったです。
次世代検索サービスのデモでかっこよかったのは InfoLead でした。技術的には難しいかもしれないけど、検索キーワードとその結果との関連性や、結果同士の関連性。ISPの近さ(物理的な近さ)などが、3D(視覚的)に表示されると、ネット空間が、実社会空間の様に表示できてかっこいいだろうなぁ。

講演が終わると、展示場で 株式会社アイレップ の方と名刺交換をした。学園祭での講演のお願いをしてみると、正式な依頼がありましたら、前向きに検討するとのことです。こっちも、担当者と相談してみよう。
もっと、広い会場だったらよかったなぁ。来場者同士でディベート(?)するような場が無かったのが残念。

・Search Engine Strategies Conference & Expo 2004 Japan
 http://www.idg.co.jp/expo/ses/

2004年04月23日 14:15 | Events

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