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2005年08月15日

原爆投下で政府は抗議をしていた

終戦記念日なので、そういう話を。

日本は、世界の中で唯一、原子爆弾の被害を受けた国ですが、あの大量破壊兵器(非人道的兵器)に対して、政府は、何もしなかったのかなー。とか思っていたら、投下後の昭和20年8月10日に、国際法に反するとして米国に抗議を行っていたようだ。

ただ、

新型爆弾対策委員会設置ノ件

という閣議決定が昭和20年8月9日にされた以外に、政府のオフィシャルな情報を見つけることができなかった。もしや、無かったことにされてる?単に、ネットにアップされてい無いだけだと思うけどね。

昭和20年8月11日の朝日新聞に、当時の文面が掲載されているらしいので、図書館で調べてみるかなー。

とりあえず「日本会議」のものを挙げておきますが、他にも掲載しているページは結構あると思うので、気になる方は、もっと調べてくださいな。

というか、この抗議は、最終的に黙殺されただけなのかを教えて欲しいところ。

こんな話、義務教育の中では聞いたこと無かったよ。日本の国策の誤りで、原子爆弾が投下されたのは仕方ありませんでした。という内容ばかり。それも事実かもしれないが、原子爆弾が非人道的兵器だったというのも事実だろう。

アメリカの 9.11 のテロに置き換えると、「他国を民主化する政策が誤りで、世界貿易センタービルが攻撃されたのは仕方ありませんでした。」というのと、あんまし変わらんな。民間人が多数被害にあっている点でも。ちょっと不謹慎な例だが。やっぱり、勝てば官軍だな。

日本の立場からすると「広島大虐殺」ともいえる原子爆弾投下を、そんな風に言わないのは、やっぱり日本の美徳(反省の結果?)なんですかねー。米国に対して、補償も要求するような運動も見受けられないし。

事実を知ら無いことほど不幸なことは無い。知らぬが仏という言葉もありますが :p

つーか、踊らされすぎか。

大量殺人が繰り返さないように、戦争の悲惨さを後世に伝えていかねばならぬと思うのですが、どうも、世界のバランスがおかしくなってきているような気がするな。結局は、自国の利益が最大になるように動くのが各国の政府なので、必然なのか。そもそも、戦争も外交手段の一種だと考えられるし。

【関連情報】
・我が国の「原爆投下批判」の原点
 http://www.nipponkaigi.org/gennbaku.htm
・新型爆弾対策委員会設置ノ件
 http://www.ndl.go.jp/horei_jp/kakugi/txt/txt00636.htm

2005年08月15日 23:32 | Etc

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コメント

なやか

投稿者 名無し : 2005年11月30日 13:17