« 本が貯まってきた | メイン | BASIC認証とIPアドレス制限の併用 »

2006年01月23日

クビ男 - IT業界でリストラされた男を成功に導いた11の法則

クビ男―IT業界でリストラされた男を成功に導いた11の法則

タイトルをちゃんと見ていなくて、クビになった男性11人の体験談かと思って購入した1冊。

話題のベストセラー、待望の邦訳!

と書かれている割には、あまり売れてなさそう。多分、タイトルで損していると思う。「クビ男」なんていうタイトルは「電車男」にインスパイヤ(inspire)されたの丸わかりジャン… なので、程度が低く見られがちかと。

1つの物語を通して、成功の法則を導いていくと言うものです。まとめると、「あきらめちゃダメ!」に行き着くわけですが、その行き着き方が面白い。ミリオネアという変な老人が導いていくのです。

不幸は、突然やってこない。
人は、幸せな人を助けようとする。
だれの人生にも、幸福のきっかけがかならず用意されている。
愛するものから「拒絶」されたとき、"成功への道"が見えてくる。
人生には、二つの生き方しかない。
人生で最も大事なのは、自分を信じぬく力。
人生は、シルクハットのようなものだ。
リスクヘッジは、人生最大のタブー。
成功の「鍵」は、どこかに落ちているものではない。
成功は、不幸の呼び水となる。
答えは、いつも問題のなかにある。

法則として示されていたのはこの11法則です。目次そのままですが。

一番感銘(?)を受けたのは、「自分で選んだ道を生きる」のか「他人に左右されて生きる」のかの2つの生き方しかないということ。仕事に当てはめれば、「起業する」のか「就職する」のかの2択。僕は、後者かな… このままだと。

物語というだけあって、非常に読みやすかったです。

ということで、物語が読めます。しかも、成功に導いてくれるかもしれません。成功したい方には、お勧めですね(w 普段は、1度読むと本棚に入れてしまうのですが、この本は、何度か読みたいな。と思いました。

結局のところ成功するためには、「あきらめるな」と「一歩踏み出せ」かなと。

原著者であるマーク・フィッシャー氏の書籍は、日本語訳されているのも結構あり、他のも読んでみようかと思いました。面白そうですしね。

【関連商品】
クビ男 - IT業界でリストラされた男を成功に導いた11の法則 (マーク・フィッシャー)

2006年01月23日 18:29 | Books

トラックバック

コメント