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2006年06月02日
金持ち父さん貧乏父さん
5年も前の書籍ですが、状態が良かったので古本屋で購入しました。
アメリカのお金持ちが教えてくれるお金の哲学
要は、今すぐに行動しようということでした。そして、会社を作ろうと(独立しようと)。後は、資産を見極めようというのも。見栄を満足させるだけのものは、資産ではなく、単なる負債であると…。
この書籍は、単純なことを丁寧に説明している感がしました。少しかじったことある者からみると、冗長であると思いましたが、多分、そういう層のタメに書かれた書籍ではないですね。でも、再確認する意味でも良い機会となりました。
自分の父親は、この書籍で言う『貧乏父さん』であると思うのだけど(職業も教員で公務員)、父親は『良い教育を受けて良い会社に就職しなさい』とか言っていなかったような気がする。母親は心配性なのか、そういうことを常々言っていたような気がするけど…。
『良い教育を受けて良い会社に就職しなさい』というのは、自身がそうしてきた道で、それしか言えないから子供にもそう言うのだと。格差社会が広がってきたということで、親の年収と子供の教育レベルを比較するニュースを見かけるけど、これって、教育にお金をかけれると言うよりは、教育こそが重要というのを知っているんだろうなぁ。ニュース解説の視点は、ちょっと変な気がする。
手っ取り早くお金持ちになる方法は、この書籍では学べません。というより、その『手っ取り早くお金持ちになる方法』でなった『お金持ち』は、本当の『お金持ち』ではないと説いている節があります。目先ばかり気にしてはいけないよ!というか、なんというか。
思うに『金持ち父さん』の考えだけ受けても、ダメな気がする。結局のところ、自ら学ぶことが重要なのであって、色々な考え方の中を泳いでこそ学べると思うのだ。選択肢の無い教えは、学習ではない。
ということで、ベストセラーになったということもあり、面白かったです。5年前の書籍なのに、ちっとも古さを感じませんでした。ただ、少し冗長なので『金持ち父さん』の考え方に傾いている人には、ちょっと暇かもしれません。
ロバート氏の書籍も読んでみたくなった。金持ち父さんの子供はみんな天才も同時に買ったので、次はこれを読もう。
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・金持ち父さん貧乏父さん (ロバート キヨサキ)
2006年06月02日 15:16 | Books
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コメント
「金持ち父さんの子供はみんな天才」はあんまりおもしろくないかもしれない。
流れ通り「キャッシュフロー・クワドラント」を読むのが吉です。
投稿者 shintaro : 2006年06月02日 18:33
「金持ち父さんの子供はみんな天才」はお金より教育テーマがなのです、面白かった。「高学歴と高所得者」その違いについて説明してる本だった。「キャッシュフロー・クワドラント」は「今すぐに行動しようということ」の延長かな。どちらも読んで損はないと思います。
投稿者 takuya_1st : 2006年06月03日 08:05
「金持ち父さんの子供はみんな天才」は、5作目なのですね。
順番を崩すよりは、順番どおり読んだほうが良さそう。古本屋に行ってくるw
投稿者 ceekz : 2006年06月03日 13:40
結構よい本だが、アメリカの内容なので、日本の状況における理解はしづらい・・。基本はわかるけどね・・。
本田健さんだっけの「ユダヤ人大富豪の教え」、「スイス銀行家の教え」のほうがわかりやすいかも・・。
#しかし、へんなトラックバックきてるね・・。
投稿者 okakkii : 2006年06月05日 16:09
>> okakkii さん
日本人の書いたお金の本って、微妙に胡散臭さを感じてしまいます。なんでだろ?
「ユダヤ人大富豪の教え」も書評を見る限り面白そうだったので、読んでみようかと思います。
# トラックバックスパムが増えて、鬱陶しいです…。
投稿者 ceekz : 2006年06月06日 10:49