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2006年07月12日
ダ・ヴィンチ・コード
シネプレでダ・ヴィンチ・コードを観てきました。原作は読んでいません。
ダ・ヴィンチは、その微笑みに、何を仕組んだのか。
オフィシャルサイトにはこのように書かれていましたが、あんまり関係なくね?というか、そもそもダ・ヴィンチがどれだけ関係あるのかもわからね。
あ。聖杯の解釈か。
流れが速いとか、原作を端折りすぎという批判があるようですが、原作を読んでいない僕としては、面白い映画だと感じました。一般的な作品よりは上映時間が長いのですが、あまり気にせず観ることができました。
楽しめたのは、鑑賞者を傍観者に徹させた事が大きいと思う。伏線を追って、謎解きをさせていれば、とてもじゃないが1作品で終わる物語じゃないだろう。鑑賞者は眺めているだけなので、ロバートたちがスイスイと謎を解いていってくれるだけで良い。
トンでも解釈といえばそうだけど、歴史は、時々によって色々な解釈が出来るのでロマンを感じる。実在の団体名、資料を使っているので(?)妙な納得感がある。これは、テレビに出ているコメンテーターが良くやってますけど :p
分量が多いので、2部に分けてもう少し伏線を増やし、謎解きが増えれば面白かったかもしれない。でも、原作があるので結論が分かってるからいまいちかねぇ。
最後に「フィクションです」という断りがあるところにこの映画の素晴らしさが出ている。フィクションでもここまで論争を起こせるし、事実と信じてしまう人も居る。逆に言えば、世の歴史的事実というのは、案外もろいものであるといえるのでないか。
最後のシーンが感動的だったのだけど、どうやって撮影したんだろう。単に CG かねぇ。ルーブル美術館とかに行ったことがあるわけだけど、この作品を観て(読んで)からだと、また違った見方をしたんだろうなぁ。
ということで、面白かったです。原作を読んでいないほうが面白いかもしれない。ちょっとした歴史的教養があるほうがいいかな。
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・ダ・ヴィンチ・コード
http://www.sonypictures.jp/movies/thedavincicode/
2006年07月12日 18:48 | Movies