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2006年09月17日

ストレスフリーの仕事術 - 仕事と人生をコントロールする52の法則

ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則

百式田口氏が監訳している GTD に関する書籍です。

うまくいく考え方でもやもやがスッキリ!生産性に革命をもたらす、魔法の仕事術「GTD」。発案者自らが、ストレス激減の秘策をわかりやすくアドバイス!

「うまくいくやり方」では無いところがミソだと思う。「考え方」であって、ツールややり方は色々あると思う。そんな「考え方」を50以上のトピックスと共に解説しているのが、この書籍です。

3ヶ月ほど前からスケジュール管理ソフトを使うようになり「ある日にやる事」は頭の中にとどめておく事を止めました。朝起きてスケジューラを見て、その日にやることを決めるといった具合です。頭の中にあることを全て出しているわけでもないので、全然 GTD では無いのですが、それでも結構スッキリ。そろそろ GTD をインストールする頃でしょうか。

肝心の本書ですが、割と「当たり前」のことが書いてあると思います。もちろん、その「当たり前」を実践することが難しいのですが…。ただ GTD を実践するためには、本書に書いてるようなことを知っておかないとあまり効果が無いかも、と思ったり。効果が無いというよりは、実践として踏み出せないと思う。人は、疑い深いものです。

関係あること無いことをいくつかピックアップ。

私は受信箱を「保存箱」代わりに使うのをやめて、そこが完全に空になる感覚を味わってほしかったので、受信箱の中にある残りのメッセージを、しかるべきところに動かしてはどうですか、と彼に言った。

これは実践したいと思う。メーラに Outlook Express を利用していて「メッセージ ルール」を使ってメールの振り分けを行っているのですが、どうも不毛な気がしてきた。ほとんどを、送信元(人物 etc...)で振り分けているのですが、処理を後回しにしている感がある。

ML など対応不要なものは、ルールで振り分けていいと思うのだけど、対応が必要なものは、とりあえず「受信トレイ」に入れて、対応がすんでから各フォルダに入れたほうがスッキリしそう。対応済みで各フォルダに分けるまでも無いものは「対応済み」というフォルダに入れようか。

まずは、スパムメールをどうにかせねば…。

単に「整理をする」だけでは、決定的なことが欠けている。そこには本当の仕事を片付けるために考えること、そして意思決定をする行為が欠けている。

試験が近づくと掃除をしたくなるのだけど、掃除をしても何も変わらない事をいってる気がする。掃除をした後の気持ちよさよりも、掃除をしているときの方が気持ちいいんだよね。意思決定から逃げてるだけか…。

第5章では、基本的な GTD について解説されているほか、あとがきには訳者による GTD のポイントについての解説があります。そろそろ GTD を始めてみようかな。という方には、お勧めできそうです。

「仕事術」と謳われているものの、従来の仕事術とは異なるので、少し戸惑いがあるかもしれませんね。

ページ数: 222
読書時間: 1:43 (2.16 p/min)

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2006年09月17日 19:01 | Books

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