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2007年01月27日
学校
大学の教職関連科目の中で観ました。
何らかの事情で中学校を卒業（通学）できなかった方々が通う夜間中学校を舞台にしたお話。夜間中学校は、定時制の夜間高校とは少々意味が異なります。
個々の生徒の生活を描写しながら、最終的には一生徒の猪田にスポットを当てます。
映画なのでご都合主義なのですが、公教育には、こういう面もあるのだな…というのが分かるかもしれません。教員が酷く生徒のプライバシーに立ち入るので、夜間学校は、公教育が担う性格のものではなく。第三者的な NGO/NPO が担うものだと思います。
ま。映画なのでその辺は置いておいて…。
邦画らしい作品でした。山田洋次作品と言えば「男はつらいよ」があるわけですが、その通りヒューマンドラマの描画が良いですね。重いとも軽いともいえないバランスの取れた感があり、とても観やすいです。
友情出演として渥美清が出演していたのですが、どこに出ていたか分かりませんでした…。調べてみると「八百屋の親父」で出ていました。イメージと違うなぁ。
邦画にはハリウッドとは違う良さがありますね。久しぶりにレトロな邦画を観てよい気分になりました。
2007年01月27日 23:49 | Movies