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2004年07月25日

起業会議に行った(2) ゲストインタビュー

なにやら、起業会議で検索してくる方が多数。

第一部の後半は、ゲストの方のインタビューでした。
ゲストの方は、 株式会社ネットエイジグループ 西川氏 と デジタルハリウッド株式会社 藤本氏 でした。インタビュー対象として、主催者の一人の データセクション株式会社 橋本氏も加わってました。

さて、質問内容と回答要綱は以下のとおりです。ゲストの方の名前は敬称略で書かせていただきます。

1. 自社特色のシステムは?
橋本
・4人で4種類の名刺 (4カラー)
・種類を分けることによって、話の入りがスムーズ
西川
・芋づる制度 (いい人を連れてきて、入社させれば報酬をあげる)
・ビジネスアイディアを思いついたらMLに流す / そして月に一度ディスカッション
・EIR (独立時に応援する制度)
藤本
・定期的な評価は面倒
・売り上げの3%くらいを打ち上げに使える (プロジェクト・チーム別)
・業績が伸びなかったら、毎月10%給料をカット (結局5ヶ月で半分になった)

2. 他社で上手いと思った制度は?
橋本
・Webサイトを見に来たユーザーに株券を配った (今もちゃんと会社が残っている)
西川
・各支店のミーティングを毎朝テレビ中継して情報共有
藤本
・社内は英語のみ (日本の会社)
・会議で、最初から役割分担(必ず反対 or 必ず賛成)

3. 会議などで否定的意見を言うやつにどう対応?
橋本
・嫌いな人は社内に居ません
西川
・反対するやつは居ない
藤本
・周りの人に根回しします

4. 尊敬する企業家は誰?
橋本
・曾お爺ちゃん
・会社がどれだけ税金納めてるかどうかを新聞に載せるような人 (知名度を上げるのが上手い)
西川
・1時間くらい原稿なしで喋る孫氏 (ソフトバンク)
藤本
・夢が大きいチャレンジャー

5. 人にどういう影響を与えていくか?
橋本
・人に影響ろいうより、自分が変わっていってる
石川
・勝手に盗んでくれ
藤本
・一方通行は無い
・影響を与えれば、影響を受ける

6. 参考になったものはなんですか?
橋本
・先輩の意見 (尊敬する人の意見)
西川
ケースで学ぶ起業戦略 (グロービス / 日経BP社)
ベンチャー経営革命 (グロービス / 日経BP社)
メガ・ベンチャー (増田 茂 / 東洋経済新報社)
藤本
・成功した人の近くに行く
・日経産業新聞を全て読む
・スゴ録でニュースを録りまくる

7. 成功の基準は?
石川
・成功は無い
・成功した瞬間に次の目標
藤本
・価値観は人それぞれ
・企業として売り上げが1000億円を超えれば成功かな

最後の質問は、来場者の方からの質問です。時間が押しているということで、1つのみでした。
僕なら「起業したときに、最初の失敗は何ですか?」というのを聞きたかったな。成功のモデルは、真似しても手遅れなんだけど、失敗は回避するために聞いてみたかった。

橋本氏 の名刺の話を聞いて同感だった。僕も、以前は半透明の名刺を使ってました。どんな状態でも、最低限「面白い名刺ですね」という話題から入ることができる。今は、学園祭の名刺を使ってるんだけど。

原稿無しで話す企業人って当然なんじゃないかな。政府答弁じゃあるまいし。でも、大きくなればなるほど、小さな誤解が致命傷になるかもしれないので、原稿を持って喋るものなのかなぁ。難しい。

紹介のあった書籍は、買ってみようと思う。つーか、本がいっぱいで全部読めてないよ (T_T)

インターネットのニュースを手軽にチェックできるシステムは CEEK.JP NEWS で開発されるはずです。きっと。

成功なんて、一瞬のものだなぁ。やっぱり、瞬間に次のものが見えてる。

ゲストインタビューはここまで。次が 会議 です。

2004年07月25日 02:15 | Events

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