ファイヤーウォール

2006年10月21日

久しぶりに漫画喫茶に行ったので、観てみました。他のこともしていたので、斜め観なんだけど。

標的にされた銀行のコンピューター・セキュリティ専門家、ジャック。家族を人質に取った犯人は、銀行から1億ドル盗み出すよう指示をしてきた。強盗グループとジャックの究極の知能ゲームが、ここに始まる。

究極の知能ゲームの割には、あまり賢そうじゃなかった…。知能的には、犯人の方が上手かな。

会話の中で iPod が何度も出てきたあたり、すでに市民権を得てる感じがあるね。もしかすると、単なる宣伝なのかもしれないけど。映画の中で出てくる製品って、やはり契約によって決まるんだろうか。

ちなみに、お金の送金に関しては、ハッキングはあまり関係ない。ソーシャルハッキングの類ではあるので、広義ではハッキングかも。コンピュータに進入するわけではなく、銀行の送金ターミナルを使用してるし。あ。ハッキングじゃなくって、クラッキングですかな。

ところどころで出てくる、セキュリティシステムが現状のもので現実味がありました。ただ、指紋認証のみとかは少し弱い気がしますね。カードと暗証番号も併用しないと。筑波大学の宿舎の静脈認証にすら負けてるよ！壊れてるけど。

少しひねりが足りませんでした。僕は、どちらかというと先を読みながら観ることのできる映画が好きみたいです。なので、ハリウッドデファクトな映画は苦手かも。斜め観だったので、色々見落としたかな。

犬の首輪につけた GPS が解決の鍵になるのだけど、数日前に百式で紹介されていたもの（広い土地遊び）に近くて妙な親近感を持ってしまった。でも、映画の犬につけられていたのは、GPS 付き携帯みたいなもんだったけど。

2006年10月21日 16:38 | Movies