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2007年04月19日
図書館情報専門学群で Google Apps が利用可能に
先日、日本大学で Google Apps が利用可能になって話題になりましたが、筑波大学でも知識情報・図書館学類(+ 図書館情報専門学群)が Google Apps for klis の提供を開始しています。
知識情報・図書館学類および図書館情報専門学群では,学生向けコミュニケーションツールの多様化・高度化の一環として,また卒業生向けサービスに向けた実験として,これら学類・専門学群の在籍者および卒業生を対象とするGoogle Appsを試行的に提供することにしました.
図書館情報専門学群では、昨年の計算機リプレースに伴い slis.tsukuba.ac.jp ドメインのメールアドレスが提供が終了となりましたが(教員・院生は利用可)、今回の Google App の導入によって a.slis.tsukuba.ac.jp と klis.tsukuba.ac.jp の利用が可能になりました。
ということで、ある図書館情報専門学群生のメールアドレスの変化をお伝えします(プライバシー保護のためアカウント名を example としました)。
・入学時
example@slis.tsukuba.ac.jp
・去年(教育用計算機システム)
example@ipe.tsukuba.ac.jp
・現在
example@a.slis.tsukuba.ac.jp (example@klis.tsukuba.ac.jp)
ここ数年で、メールアドレスが何度も変更になっていますね…。図書館情報専門学群の学生さんは、大変ですね。
大学でメールアドレスが提供されるにもかかわらず yahoo.co.jp などのフリーメールを利用している人が居たのですが、今では気持ちがわかります。運用の信頼性が、大学よりも民間企業の方が高いということですね…。単純に複数のアドレスを持つのが面倒なだけなんだろうけど :p
卒業後も使えるだけでなく,メールが最大2GBまで保存できること,既存のアドレスと重複しない限り自由なアドレスを選べることが特長です.
とのことですが、当然のことながら「学類・専門学群がサービス提供を中止」した場合は、利用できなくなります。試行的に Google App を提供するとのことですし、これまでの経緯を踏まえると、もしかするとすぐに終了するかもしれませんね…。
というふうな事を、現役の専門学群生に伝えてみたら、以下のような答えが返ってきました。
数年後には知識情報・図書館学類もどうなってるかわからないので、また再編とかいったときに、@klisが維持される保証なんてないとおもうんですが・・・
コメントは控えたいと思います…。
とりあえず、僕の在学する情報学類が同じ道をたどりませんように…。さすがに、メールアドレスを在学期間中に保証してくれないのは痛いですし、メールサービスを「試行的」という曖昧な状態で提供されると、使っていいかどうか迷いますし…。
図書館情報専門学群の方は ipe.tsukuba.ac.jp を利用するのが無難かもしれませんね。
ところで、日本大学の Google App はメディアに大きく取り上げられましたが、国立大学法人である筑波大学も大きく取り上げられても良いと思うんですけどね。国立大は、割と民間企業に対して排他的ですし。プレスリリースを出さなかったのは、試行的な提供だからかな。
Web 2.0 の煽りを受けて「ベータ!ベータ!」でサービスを提供するのが流行していますが(僕も一味)、インターネット利用の基幹となるようなサービス(容易に代替可能とならないもの)は、そんなこと言いながら提供しちゃダメですね。当たり前なんだけど、すっかり忘れかけていました。
【関連情報】
・Google Apps for klis
http://www.slis.tsukuba.ac.jp/ipc/resources/google.html
・グーグル、日本大学にGoogle Appsを提供--50万人規模での利用も検討 - CNET Japan
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20346348,00.htm
2007年04月19日 10:10 | University
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コメント
移籍生はexample@ulis.ac.jpもあったぽ
投稿者 名無し : 2007年04月19日 10:47
>> 名無しさん
それは、さらに大変ですね…。
投稿者 ceekz : 2007年04月19日 14:08