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2007年06月30日

300 スリーハンドレッド

試験の山を越えた火曜日に観てきました。

紀元前480年、ペルシア帝国はスパルタを服従させようと使いを出した。スパルタのレオニダス王はこれを拒否し、ペルシア帝国を敵にまわす。そこで、神々に開戦の許しを得るために祭司のもとを訪れるが、スパルタ軍の出兵を禁止される。悩んだ挙句、レオニダス王は300人の精鋭(親衛隊)と共に戦うことを決意する。

300人 vs 1,000,000人、真っ向勝負!

ペルシア戦争中に発生した「テルモピュライの戦い」をモデルにした映画です。史実とは異なる部分もありますが、遠い過去の話なので、かえって大胆なアレンジが受け入れられるのだと思う。

ストーリーそのものは、史実をベースにしていることもありありきたりです。心情の変化が楽しめるというわけでもありません(心情が変わるのレオニダス王の開戦の決意くらい)。それよりも、映像そのものを楽しめます。マトリックス以来の映像革命と言われてるらしい。

大軍との戦いですが、カメラは戦士一人ひとりを追いかけています。一人ひとりを追いかけていますが、スクリーンの中には3人ほどしか映らないように工夫されていました。ゴチャゴチャして分かりにくいことも無く、映像に頭(目)が振り回されることも無い。スローモーションと多用することで、立会いにどのような行動を取っているのかが良く分かりました。

紀元前の戦争映画ということもあり、血は飛ぶし、首も飛びます(スクリーンが1つの首だけというシーンもあります)。しかし、生臭いものは一切感じさせない。むしろ「美しい」とすら感じてしまう。良い意味で裏切られました。

史実に細かい突込みを入れない人にはお勧めできます。マトリックス以来の映像革命をお楽しみください。

【関連情報】
・300[スリーハンドレッド]
 http://wwws.warnerbros.co.jp/300/

2007年06月30日 16:05 | Movies

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