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2007年11月05日

インベージョン

映画館で観た予告が気になっていたので、観てきた。

米国でスペースシャトルの墜落事故があり、その破片が地球に散らばる。同時期、精神科医であるキャロルの元夫が急に息子との面会を要求してきた。突然の変化が気になるものの、息子を元夫に預けたが…。

ある朝突然、あなたの家族が、別人になっている。

ご都合主義というよりも詰めの甘さが感じられたが、新感覚の SF サスペンスであった。ホラーアクションと言った方が良いだろうか…。全体としては、バイオハザードの第一作目を彷彿させる。

地球外生命体に人間が乗っ取られるという筋書きであるが、人間の「争い」という欲望を停止させる病気にかかると解釈する方が素直だろう。地球外生命体の目的がはっきりとしないのでなお更である。どんな過酷な環境でも生きることが出来るのに、あえて「動物」に感染する「理由」があれば、より良くなったと思うが。

人間が争わなくなったら それは人間ではない

本作品のメッセージは、作中にロシア大使が語った、この言葉に尽きると思う。

なかなか面白かったのだが、詰めの甘さを感じるので万人に勧めるのは難しいかな。バイオハザード第一作目のホラーを再体験して見たい方はどうぞ。作中の科学的説明は、無視の方向で。

劇場: MOVIX 柏の葉
座席: 5 H-7

【関連情報】
・インベージョン
 http://wwws.warnerbros.co.jp/theinvasion/

2007年11月05日 23:25 | Movies

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