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2007年12月12日

TWINS を学外から簡単に利用する方法

※2009年4月16日 加筆
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リモートデスクトップの URL が変更になっています(2009年度にリプレイス)。
https://remote.u.tsukuba.ac.jp/
ユーザ名は s0900000 など学籍番号下7桁の先頭に s を付けたものです。パスワードは、筑波大学統一認証システムで設定したパスワードであり、初期パスワードは TWINS と同様です。
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筑波大学の履修管理システムである TWINS は、学外からアクセスすることが出来ない。そこで、リモートデスクトップを利用して TWINS を学外から利用する方法を紹介する(超簡単!)。

今年度から,TWINSは学外からも利用できるようになりました。

2006年度から TWINS のページで、学外から利用できることがアナウンスされたが、実態は SSH ポート転送の利用である。この方法は、情報系学生以外の敷居が高いばかりか、説明ドキュメントにも問題がある。近年流行気味の「SSL 証明書警告を無視する」という内容(警告が発生する理由は書かれていない)も含まれているためだ(tiwns.tsukuba.ac.jp へのアクセスをポート転送により 127.0.0.1 で行うために発生する警告)。

原則、学内からしか TWINS が利用できないわけであるが、ポート転送を行わなくとも、簡単に利用する方法がある。それは、学術情報メディアセンターが提供するリモートデスクトップを利用する方法である。学術情報メディアセンターは CITRIX を利用したリモートデスクトップサービスを提供あいており、自宅から学内の「教育用計算機システム(Windows XP)」を利用することが出来る。

その利用方法を解説。

A.C.C.C. 教育用計算機システム

筑波大学教育用計算機システムのページにアクセスする。たまにページが更新されているので、確認しておくとよい。

リモートデスクトップ - よく使う機能

左メニュー中間部の「よく使う機能」に「リモートデスクトップ」があるのでクリック。むしろ、リモートデスクトップのページを「お気に入り」などに登録しておくと良いと思う。

CITRIX Web Interface

CITRIX Web Interface が表示されるので、統一認証システムのアカウント(教育用計算機のアカウント)を利用してログインする。説明が面倒になってきたので(悩んでいる人が居ればもう少し詳しく書くかも)、右の「ようこそ」を参照すること :)

たったこれだけで、学外から学内の計算機を GUI で利用することが出来る。後は、リモートデスクトップ内(ここ重要!)でブラウザを開き、念願の TWINS にアクセスするだけだ。

サーバトラブルが発生する可能性もあるため、履修申請は早めに行う方が良いだろうが、自宅で最後まで悩みたい人は、利用してみてはいかがだろうか。

TWINS でもリモートデスクトップの説明を掲載すれば良いのに…。

【関連情報】
・リモートデスクトップ - 教育用計算機システム
 https://remote1.ad.ipe.tsukuba.ac.jp/
・A.C.C.C. 教育用計算機システム
 http://www.ipe.tsukuba.ac.jp/

2007年12月12日 23:16 | University

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» [大学]ちょっとしたネタ話 from re.act
筑波はtwinsというシステムを用いて履修管理を行うんだけど、これは基本的に学内のネットワークからしか利用できない(学内、だから宿舎も含まれる)。 でも、大学... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2009年04月18日 15:25

コメント

>実態は SSH ポート転送の利用である。

SSH なら ssh -D 使えば簡単なのにねー。証明書も正しく検証されるし。

投稿者 hdk : 2007年12月13日 23:11

>> hdk さん
おお。こんな機能があったのですね!

投稿者 ceekz : 2007年12月14日 01:37