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2008年03月09日

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2008年04月号

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2008年04月号

定期購読している、唯一の雑誌。発売日前に読み終えた。

大特集の『華麗なるモードの「裏側」』は、ファッションに興味が無いという事もあり、スルー。読んだのだが、セレブに嫌悪感を感じただけであった…。

面白かった記事をいくつか。

ノーベル賞作家の書斎を訪ねる

ガルシア・マルケス、ギュンター・ダラス、大江健三郎、オルハン・パムク、ウォーレ・ショインカ、ナディン・ゴーディマ、高行健という7人のノーベル賞作家の書斎写真と簡単な紹介(各1ページ)を書いた記事(スペイン エス エスティロス・デ・ビダ)。各書斎の共通点などが書かれており、クリエイティブな作業を行いやすい環境は、共通点があるものだと再認識。

毒入りギョーザ事件にもつながる “世界の工場”中国の労働者が苦しむ「新法」

先月号から始まった『中国メディアの「裏」を読む!』の連載記事。労働者を保護するための新法成立が「企業が大量解雇」のきっかけを作ってしまったとの記事。新法では、継続して満10年業務に従事した労働者には、無期限の労働契約を結ぶ必要があると定めている。実質の終身雇用制度であり、発布前に「継続業務」をリセットするため、大量解雇が行われたという話。また、その規定を回避するため、人材派遣会社を使う方法が出てきており、現在の日本の労働市場そのままの状況になりつつあるようだ。雇用の混乱を発生させてまで新法を導入した理由の考察も行われており、日本に「終身雇用制度」が取り入れられた理由も解る気がした。

ある女性起業家の“成功物語” アフガニスタンを救う幸福な「石鹸ビジネス」

荒れ果てたアフガンを復旧するために何が出来るかを考えた末、ジャーナリストという立場を降り、アフガンで起業した女性ジャーナリストを書いた記事(USA アトランティック・マンスリー)。米軍がイラクよりも先に攻撃した中東の国を覚えているだろうか。その国はアフガニスタンである。この記事では、復旧支援のためのお金が、如何に現地の民に渡っていないかを示し、また、自身の復旧ビジネスを紹介している。

頭がよくなる照明術

「照明」という観点から、良い作業環境を解いた本。作業環境構築の参考になるかな。

ページ数: 138
読書時間: 2:34 (0.87 p/min)

【関連記事】
頭がよくなる照明術 (2007年07月11日)

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頭がよくなる照明術 (結城 未来)

2008年03月09日 21:55 | Books

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