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2008年05月03日
COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2008年05月号
定期購読している、唯一の雑誌。かなり前に読み終えましたが、感想を上げるのが遅くなりました。
今回の大特集は「PARIS」でしたが、あまり興味を持てず。他の「世界を巻き込む「ケータイ革命」」「中国がひた隠すチベット騒乱の真実」という特集が面白かったです。その特集について少し。
世界を巻き込む「ケータイ革命」
海外の携帯電話事情に関する記事が3本掲載されていました。特にアフリカでのインフラ問題解消の記事が面白かったです。発展途上国では、固定電話よりも携帯電話の普及が進む(電話線の整備が必要ないから)という話を良く聞きますが、それに関連します。携帯電話を利用した電話レンタルビジネスや電子マネーの普及など。
チベット騒乱を遮断するグレート・ファイアウォール
「中国がひた隠すチベット騒乱の真実」の中の1記事です。中国のインターネットは、政府の監視下にあり自由に閲覧できないと言うことはよく知られていますが、その詳細が書かれています。技術的な内容もそうですが、その目的が興味深いですね。
政府の真の目的は、情報を求めること自体を厄介にし、わざわざそうする気を失わせることにある。
インターネットの監視は、技術的にも完全に行うことは難しいのですが、前期の目的であれば納得ですね(記者による考察なので真偽は不明)。日本の場合は、お上を信頼させることで、情報を求める気を育ませないことに成功していますが(最近はそうでもないかな)。
少し読みにくいのですが、中国国内で行われている理解しがたい事柄が書かれています。チベット問題に関連すると思う。
ページ数: 134
読書時間: 2:16 (0.99 p/min)
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2008年05月03日 15:11 | Books