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2008年11月24日
情報検索とエージェント
5年ほど前に購入した書籍。何度か読んでいましたが、やっと全部読み通した。
インターネット時代に生じる様々な課題とそれらに対する知識処理の適用についての解説書。現在における本質的な課題、人工知能をはじめとする知的処理の取り組み、今後のインターネットの方向性についてわかりやすく解説する。
Amazon.co.jp に書かれた紹介文より。
2002年に出版された書籍と言うこともあり、内容が古い。ウェブサービスに関する話は殆ど無く、既存の研究を WWW に適用する試みが解説されており、大本の研究題材を知るのには良いかも。
擁護に関しては、比較的丁寧に解説されているので、論文(日英問わず)をサーベイする前に目を通しておくと、効率良く調べられそう。
なお,XMLはWeb上の構造化文書フォーマット以外に,構造データの表現に利用できる半構造データ(semi-structured data)でもあるということに注意したい.
輪講のときに semi-structured data という単語が出てきて、上手い説明方法が無いな…と考えていたときに、助かった。勉強不足というのもあるけど :(
関連書籍は、Webマイニングの研究について書かれた書籍を。
内容が古いこともあり、お勧めしがたいところ。5年前であれば進めたと思う。現在であれば、情報処理学会、人工知能学会の学会誌を過去数年分眺める方が有益だと思う。
ページ数: 131
読書時間: 1:22 (1.60 p/min)
【関連記事】
・Webマイニング (2008年08月04日)
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・情報検索とエージェント (河野 浩之, 北村 泰彦, 山田 誠二, 高橋 克巳)
・Webマイニング (武田 善行, 梅村 恭司, 藤井 敦)
2008年11月24日 23:42 | Books