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2009年01月21日
会議の技法―チームワークがひらく発想の新次元
面白そうだったので BOOKOFF に流れる前に買い取った一冊。
私たちの忙しさの一因は会議の多さにある。多いばかりか、費やす時間も増えている。「会議社会」に生きる現代人にとって、会議の意味と役割は重くなる一方である。しかし、効率的・効果的な会議のもち方を知らないために、膨大な経済的・社会的ムダが生じているのが現状だろう。本書は、企業の戦略会議から地域交流まで、あらゆる場面で役に立つ斬新なアイディアをちりばめながら、チームパワーを最大限に引き出す会議の方法を伝授する。
Amazon.co.jp に書かれた紹介文より。
『技法』を謳うだけあり、会議全体を良くするための手法を解いている。しかし、少しの手間で少し改善するというライフハック的な要素は少ない。その為、対象読者を選ぶだろう。学生が読んで、何かに役立てるというのは難しいと思う。
僕は、会議には1つだけルールを持って参加するようにしている。そのルールとは、必ず1度は発言すること、である。逆に言うと、発言しないような会議には参加しないし、参加しない方が良いと思っている。会議を『コミュニケーションツール』として利用するのは、あまり好きではない。
会議のやり方については、こちらの方がお勧めかな。本書よりも読みやすいと思う。
本書は、会議の技法を解説している。技法というよりは、哲学に近いかもしれない。ワンポイントアドバイスの類はないため、読者を選ぶ。対象読者は、これから会議を運営する立場になる人(起業家、大学教員)であろう。
ページ数: 235
読書時間: 2:06 (1.87 p/min)
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2009年01月21日 18:48 | Books