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2006年10月17日
国家の品格
巷で大人気らしいので、誕生日にお借りしました。
すべての日本人に誇りと自身を与える画期的に本論!
という帯が仰々しくついています。昨年末の発刊ですが、いまだに書店では平積みされているのではないでしょうか?
とても良かったです。ええ「ネタ本」として。僕の友人周りでは、皆「ネタ本」認定でしたが、僕も漏れなく認定します。
私は、自分が正しいと確信していることについてのみ語るつもりですが、不幸にして私が確信しているということは、日本や世界の人々が確信していることとしばしば異なっております。もちろん私ひとりだけが正しくて、他のすべての人々が間違っている。かように思っております。
ということで、すでに AC です。素晴らしい!ベンチャー企業を作っても、きっとうまく行くと思う。
もっとも、いちばん身近で見ている女房に言わせると、私の話の半分は誤りと勘違い、残りの半分は誇張と大風呂敷とのことです。
が、そのまま僕の感想ですね…。確かに考えさせられる内容も含まれているのだけど、原点が「理論だけではだめ」においているためか、本書内の「理論の破綻」がしばし見受けられます。そういうのは、僕には受け入れられないのです…。
講演会の内容を編集したものということで、著者の藤原氏は恐らく話がうまいのではないかと思う。文章自身が面白い。ところどころにオチをつけているので、飽きないんですよね。また、文章にしているからこそ理論の破綻が感じられるのですが、実際に講演会で聞いていたら気づかないかもしれない。前首相みたいな感じ。
国際化への対応として、手段(英語学習)よりも中身(古典等)を重視するべき問うのは同意だなぁ。英語は話せない場合って、概して内容が思いついていない場合が多いと思う。内容は思いついているのだけど、噛み砕けないという場合も(簡単な内容に置きかえれない ≒ 本質が理解できていない)。
と、英語がさっぱり分からない僕が主張してみますよ。
「お天道様が見ている」という考えは、僕も持っていたりします。因果応報を信じているというのかな。お腹を下すなど体調が悪くなったとき、真っ先に思いつくのは、自分の生活リズムの悪さではなく、「他人に悪い事したかな?」が思いつく。実家が神道だからだろうか。信仰心が強いわけではないけど、神秘への憧れは大きい。
ということで、ネタ本です。でも面白いですね。
内容云々よりも「国家の品格」というタイトルにすることによって、書籍が売れている面が否定できないので、そういうものが求められる時勢なんでしょう。僕は、自然と回帰するのではないかと思っています。
ページ数: 191
読書時間: 1:43 (1.85 p/min)
【関連商品】
・国家の品格 (藤原 正彦)
16:45 | コメント (4) | トラックバック | Books
やばすぎる
物理メモリ不足が出てた。ということで、昨日(16日)の食事内容です。
昼は、自宅にあったパンを食べました。パンは無くなって、カレーを作るために買っていたジャガイモなどが残りました。どうしようか…。
夜は、サイゼリヤに行ってきました。ピザがハーフサイズであると嬉しいんだがなぁ。いつも通りぺペロンチーノを食べた。味付けが薄い感じがしたので、塩を加える。ミルクティーにタバスコを入れたらひどい味になりましたよ。
自宅 (昼)
パン
サイゼリヤ (夜)
ピザ, パスタ