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2005年03月13日
アート・ミーツ・メディア : 知覚の冒険
12日に東京に行ってきたのは、アート・ミーツ・メディアに行くためでした。ということで、その感想でも。
なんつーか、自分が実現したいなぁ。と思ってたのが、すでにありました。やはり、自分は狭い価値観しかないようだ。もっと範囲を広げないと。実のところ、これらの内容を 未踏ユース にだそうかとまで考えていたので、調査不足も甚だしい。
キャン・ユー・シー・ミー・ナウ?
オンライン上の都市にアクセスした鑑賞者が、GPSを持った現実の都市を動き回る追跡者に捕まらないように逃げるプロジェクト。
こんなのがあるなんて全然知らなかったので、実際には参加していません。参加の様子がビデオで流れているのが見えました。自分が考えていたのは、現実都市を足で動くのだけど、ヘッドマウントディスプレイで仮想都市を動いているように見せる鬼ごっこです。仮想都市での鬼ごっこなので、現実に自分の居る場所はどこでも参戦可能。ただし、仮想都市では目の前が道なのに、現実都市では目の前が川。なんて事が起こりえますけど。
実際に動く人だけではなく、マウスで操作できる人が参戦する。というのが面白いと思った。
フリークエンシー&ヴォリューム
自分自身がチューナーのツマミになって、ラジオとか無線が聞けるプロジェクト。
今回は、テレビとラジオが聞けました。横に動けば、聞ける周波数帯が変わって、前後に動けば音量が変わるという感じ。もちろん、複数人が入ると、同時に流れます。なんつーか、表示画面がかっこよかった。
レジブル・シティ
スクリーンに映された都市を自転車で走ることができるプロジェクトです。
入力デバイスが、実際の自転車だったのがよいよい。現実世界での動きが、仮想世界で実現されるという感じかな。というか、めっちゃ欲しい。現実のサイクリングもいいけど、世界中の都市を映す、仮想都市をサイクリングしてみたいな。展示では、映し出されているのは、建物ではなく様々な文字でしたが、実際の建物が 3D で映されるとかっこいいなぁ。
とまぁ。特に気になったのを3点挙げてみました。
休日だったこともあり、人がいっぱい。1時間半待ちとかありえないし(待つの嫌いだから飛ばした)。平日に来るべきだったなぁ。と後悔。
考えてみると、現実なんてものは、とても不安定なものだと思う。重さや違和感を感じさせないヘッドマウントディスプレイがあるなら、現実世界での動きが仮想世界でそのまま動けば(ヘッドマウントディスプレイのなかで再現されれば)、何の違和感もなくなってしまう。見えているのは、仮想世界だというのに。マトリックス!
【関連情報】
・アート・ミーツ・メディア:知覚の冒険
http://www.ntticc.or.jp/Schedule/2005/art_meets_media/index_j.html
2005年03月13日 22:31 | Events