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2006年05月18日
あたりまえだけどなかなかわからない取締役のルール
古本屋で購入した書籍。マンガと一緒に買いました。
社長の応援団である取締役に乾杯!
とかいう意味の分からないキャッチフレーズですが、取締役は、社長の応援団でなければならないということが本書に書かれていました。僕は、社長を含めた経営陣に対する心構えを書いているのかと思っていたのですが、少し違うようです。
本書の対象は、これから取締役になる人、取締役になろうと思う人を対象としており、どちらかというと古い会社向けなんじゃないでしょうか。今までの部長級との対比をところどころで行っているので、最初から取締役の方を対象としているわけではなさそうです。
取締役の3つの仕事を知ろう
最初のルールでは、取締役が行うべき仕事が書いてありました。
・社長の応援団
・部下育成
・業績貢献
「社長の応援団」って何じゃ?という疑問には、他のルールで解説されています。
人件費は固定費の一部を変動費にしよう
正社員の比率を下げて、パートを登用しようとも書かれています。僕は、そういう考え方は嫌いなんですけどね…。大きな会社になってくると、そうも言ってられないのかもしれませんが。
全体的に、ちょっといまいちな感じです。僕は、取締役をやったこともないので、実感が余りありませんが、精神論が多く、本当に取締役ってこんなので良いのかいな?と思ってしまいました…。
あたりまえだけどなかなかできない仕事のルール がなかなか良かった分、がっかり度が大きいです。
天野氏の書かれた書籍は、評価の高いものが多いので、この あたりまえだけどなかなかわからない取締役のルール だけハズレな感じもします。
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2006年05月18日 03:09 | Books