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2007年07月07日

ダイ・ハード4.0

思い立って観て来ました。前作の記憶はほどんどありません(必要ないと思ってたけど)。

独立記念日の前夜、何者かが FBI サイバー犯罪部をハッキングした。責任者のボウマンは、ブラックリストに載っているハッカー達を全員連行するように命じる。娘のルーシーに冷たくあしらわれたマクレーン刑事にも、近所に住む若いハッカーのマットを FBI に連行するように命令が入る。乗り気になれないマクレーンであるが、マットの部屋に入ると何者かから銃撃を受けて…。

全世界を揺るがす史上最悪のサイバーテロ発生!

ハッキング(正しくはクラッキング)を題材にしていますが、犯罪そのものを楽しむ映画ではありません。壮絶なアクションと、デジタル犯罪にアナログな刑事がハッカーと共に戦うギャップに面白さがあります。邦題の 4.0 は、今時の Web 2.0 にかけたのだと思う。

ストーリはあっても無いようなもので、アクションに焦点を当ててみるのが良いです。ハッキングそのものもそうですが、機密情報を取り扱うシステムに突っ込みどころがありすぎですし(現実も突っ込みどころのあるシステムなのかもしれないけど)。アクションばかりを観ていると疲れてしまうというのもありますが、所々に入るマクレーンとマットの掛け合いが面白く、適度に息を抜くことが出来ます。

国家基幹システムへの段階的サイバーテロを「投げ売り」と訳していたのだけど、ピンと来なかった。日本語訳として適切なのは何なのだろう…。ただ、マクレーンも「Fire Sale」にピンと来てなかったので、流れ的には「投げ売り」で正しいのかも。

テンポを重視し、敵と味方の違いが分かりやすく気楽に観ることが出来ると思います。余計なことをあまり考えなくて良い。最近のアクション映画に飽きてきている方は、是非どうぞ。

【関連情報】
・ダイ・ハード4.0
 http://movies.foxjapan.com/diehard4/

2007年07月07日 17:06 | Movies

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