COURRiER Japon （クーリエジャポン） 2008年07月号

2008年06月25日

定期購読している、唯一の雑誌。前回の書評から時間が経ってしまいました…。

今回の大特集は、五輪を控えている中国についてでした。3号続けて中国の特集ですね。

中国の“栄誉”をかけた北京オリンピックまで、あとわずか。聖火リレーの熱狂から一転、四川大地震の惨状は、経済発展の陰の部分をあらためて浮き彫りにした。よりよい生活を求め続けた年月は、中国人を幸せにしたのか！？中国の「いま」を総力特集する。

中国の特集ですが、紹介されている記事の半分は、中国外の新聞社の記事でした。

“絶望の山”の若者たちは大学進学で運命を変える！

「科挙」の時代のような現実が、現在でもあるという記事です（中国『生活』）。貧困な村では、学問のみが人間の運命を変えると信じられており、受験勉強に力を入れています。現在の中国では、大学を卒業しても安定した職業が手に入るとは限らないが、貧困な村を抜け出せるだけでよいのだといいます。

他にもオリンピック会場建設の話や偽薬の話など。

ぼくは、日本の右翼に会ってみたい。

中国メディアによる日本右翼をインタビューした記事です（中国『南方週末』）。かなり冷静に書かれており、良い記事だと思いました。中国人が誤解している点や右翼の現状などが取り上げられています。

中国特集が続いているので、バックナンバーを関連書籍として挙げておきます。

ページ数: 138
読書時間: 2:26 （0.95 p/min）

2008年06月25日 22:43 | Books