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2008年12月29日
鉄則!企画書は「1枚」にまとめよ
情報考学で紹介されており購入。
忙しいキーパーソン達に出す企画書は、短く、具体的に「1枚」にまとめるのが鉄則! 丁寧な企画書は「後で読もう」と脇に置かれてしまう。企画書の練り方、書き方、持ち込み方を、実践に即して解説する。
Amazon.co.jp に書かれた紹介文より。
企画書は丁寧に書けば書くほど良いと思われがちであるが、多くの意志決定を行う必要がある大物(社長など)は、丁寧に読むほどの時間がない。まずは、企画の存在を知って貰うために1枚の企画書を準備しよう、というのが本書の主旨。
本書の大きな特徴は、実際に利用された企画書が収められているところにある。日本語に訳されてしまっているが、雰囲気は掴めるだろう。日本語と英語の文化が違うため、原文(英語)も収められていればなお良かったと思う。
誤解してはならないのは、どんな場合でも1枚の企画書で突破できるという意味ではない。どちらかというと、詳細な企画書を読んで貰うための企画書を1枚で準備するというイメージである。また、自分のやりたい事を実現するための企画書を書く場合であって、取引企業から求められるような企画書とは、少々性格が異なると思う。
企画書はゴーサインをもらうためのモノという主張を行っている書籍を関連書籍として。表現の仕方は別であるが、根っこは同じ。
普通の社会人向けの書籍では無いと思うが、ベンチャー企業設立など、自身の夢を自分の手で叶えようと考えている方にお勧め。夢を叶えるためには、人を動かさねばならない事があるはず。
ページ数: 143
読書時間: 1:26 (1.66 p/min)
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2008年12月29日 04:52 | Books