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2006年12月31日
企画書は1行
Passion For The Future で紹介されていて興味を持ちました。
できる限り短くかく。本当にやりたいことを書く。その一点に想いを込める。
タイトルどおり、企画書を1行に凝縮するような How To が書いてあるのかと思っていました。が、期待を裏切って様々なプロデューサーや経営者の書く企画書のバックボーンを知ることが出来ます。いわゆる How To は、引用の帯部分で全てだったといえる。
企画書はゴーサインをもらうためのもの
僕は、企画書はそのまま実行計画となりうるものだと思っていました。もちろん、そのままでは上手く行くはずも無いので、途中で修正が加えられることを前提としています。でも、単に「ゴーサイン」を得るためだけのものと考えれば、もっと単純化できそうですね。
読み手の誰もが時間を取ってくれるというわけではないことを念頭に置かねば。
達成期限の付いた企画書
JFA キャプテンの川渕氏の例で上がっていました。自分が何をやりたいか示す上で、期限を設けるのはとても良いと思う。同時に具体的な数字を考えるのも良いはず。目標が明確に定まれば、自ずと道筋が見えてくるものです。
この二枚の写真を見てください
文字情報だけではなくイメージしやすい道具を使うということ。写真であるとかプロトタイプであるとか。
裏切られた書籍なのですが、かなり良かったです。企画書の1行をたらたら紹介するわけでもなく、どうやれば1行にまとめるかを説くわけでもなく、出来上がった企画書からその核となる1行とそのバックボーンが書かれています。
これから企画書を書くことが多くなりそうなのですが、参考になりそうです。
ページ数: 225
読書時間: 1:55 (1.96 p/min)
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2006年12月31日 18:32 | Books
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