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2006年03月23日
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる
ブログ界(?)で盛り上がっていたので購入した1冊です。
著者の梅田氏とは、実際にお会いしたことがあります。短い時間でしたし、こちら側の人数も多かったので満足にやり取りはできませんでしたが、面白い方だな。という印象があります。後は、身長が僕とあまり変わらないというのも…。印象に残っています。というのは、いわゆる IT で成功しているような方は、皆、身長が高いような気がするんですよね。どうでもいいですけど。
不特定多数無限大の良質な部分にテクノロジーを組み合わせることで、その混沌をいい方向へ変えていけるはずという思想を、この「力の芽」は内包する。そしてその思想は、特に若い世代の共感をグローバルに集めている。思想の精神的支柱になっているのは、オプティミズム(楽天主義)と勇敢な行動主義である。
なーんてことが、表示に書いてありました。
さて、肝心のウェブ進化論ですが、面白かったです。しかし、読み終わってから数日たった今、本書に書かれていた内容をあまり覚えていなかったりもします。本書から新しく得たというよりは、今までの自分の考え方や知識の再確認をしたということでしょうか。
文庫本ということもあって、エンジニア(特にウェブ系)を対象とするよりは、ウェブにあまり縁の無い人に向けた無いようですね。ウェブ系エンジニアにとっては、再確認するような内容だし、縁のない人にとっては、新しい発見だと思います。
海外と比較して、「こうなるべきだ」という記載がありませんでしたので、気分が良いです。文化は地域によって特色があるのが普通なので、どの地域の文化も寛大に受け入れていくのが良いですね。
掘り下げが少し足らないような気がするので、本書を読んだ後に自身でウェブをぐるぐる回るのが良いのではないでしょうか?文庫本ということもあり、気軽に読めますので、ぜひ読んでみてくださいな。
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2006年03月23日 01:04 | Books