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2008年08月03日

頭のいい人が儲からない理由

頭のいい人が儲からない理由

購読しているブログで、度々紹介されていたので購入。エフルートの佐藤さんがブログに書いていたのが、最大のきっかけ。

まじめで勤勉だと成功が遠ざかる、人脈なんかつくる必要はない、新聞を読むのはムダ-。IT革命草創期に数々の起業で成功した著者の「悪の儲け学」。ゾクっとくるエピソードで「儲け方」がわかる!

Amazon.co.jp に書かれた紹介文より。

自慢話と言えばその通り、事例集と言えばその通り、根性論と言えばその通り、経営哲学と言えばその通り。本書は、読者のとらえ方次第で、大きくイメージが変わると思う。読む前に「頭のいい人が儲からない理由」を考えてみてたどり着いた答えは、著者の答えに包括されていた。

第一章 動きを止めたら死ぬだけだ
第二章 常識はビジネスの敵だ
第三章 正しい戦略のみが勝つ
第四章 儲けのメカニズムを見つけよ
第五章 勉強できる人は起業できない
第六章 トップとリーダーは資質が違う

同じような事を述べている書籍は多いと思うが、そこまでたどり着く過程は、著者それぞれでは無いだろうか。すなわち、違った経験をしているのである。僕は、失敗例の方が知りたい人間ではあるので、成功例をツラツラ書かれるのも…と途中まで思っていたのだが、成功に至るまでの戦略過程を考えるのは、結構面白いものだと思った。

ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する―絶対に失敗しないビジネス経営哲学 すごい起業 絶頂と奈落のベンチャー企業「ガズーバ」

常識を疑うという点から前者を。経験の疑似体験という点から後者を挙げる。経営者の経験本は、過去にも数冊読んでいるので、興味があれば Books からどうぞ。

自慢話ととらえてしまうと、少々勿体ない。経験談は、新たな発想の素になるはずである。

ページ数: 173
読書時間: 1:34 (1.84 p/min)

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2008年08月03日 04:36 | Books

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